キックバックは、ブレードがキックバックゾーンで挟まったときに発生します。通常は危険ではありませんが、キックバック力が強いと負傷や死亡に至ることがあります。
反作用力は、ブレードの動きに対して逆の方向へ本製品を引っ張るように働きます。通常、この力は強くありません。ブレードが挟まれた場合、反作用力が強くなり、キックバックが生じることがあります。
カッティング装置の回転中は本製品を傾けないでください。遠心力により動きが減ることがあります。
カッティングブレードのキックバックゾーンで切削しないでください。ブレードがキックバックゾーンで挟まれると、反作用力で本製品が前後に回転します。作業者にぶつかって負傷や死亡事故に至る可能性があります。
キックバックゾーンを使用しないでください。キックバックゾーンが切削に使用されると、反作用力によりブレードが切断部に入って上昇します。クライミングキックバックを回避するために、ブレードの下方部を使用してください。
切断部が閉じるとブレードが挟まれて、ブレードの回転が止まります。ブレードが挟まれると、強い反作用力が原因でキックバックロスが生じる可能性があります。
切断作業中は、切削物の切断部が開いたままになるようにしてください。切断作業の最後の段階になったら、切削物の考えられる動きを推定しましょう。切断作業中は切断部が開いていることを確認してください。切断部が閉じていると、ピンチングキックバックが生じる可能性があります。